2020-01-01から1年間の記事一覧
7月21日のブログで、経済産業省が本年6月末に公表した「2020年版 グローバルニッチトップ企業100選」について紹介しましたが、8月6日の日経産業新聞の広告特集でこの100選について詳しく紹介されていました。 100選の113社をセクター…
夏期休暇2日目ですが、この2日間は保有銘柄の有価証券報告書、直近の四半期決算短信と決算説明会資料などを丹念に見て、今後の保有継続の是非、買い増し等の分析作業をしていますが、本日は空間ディスプレイ銘柄について説明します。 私は空間ディスプレイ…
先日、第3話の途中まで見た内容をブログに書きましたが、昨夜、録画の続きで第3話の後半を早送りで見ました。 内容は、証券取引等監視委員会の調査が何故か途中で終わり、また、スパイラルとフォックスが業務提携し、米国のグーグルのような巨大企業からス…
8月6日の日経新聞に「米企業、買収防衛策に走る」という記事がありました。株価低迷の中、敵対的買収に備えて買収防衛策を導入する企業が米国で増加しているという内容です。 米国の買収防衛策は、ポイズンピルという手法で、記事に丁寧にポイズンピルにつ…
先日の日曜日に第3話が放送され録画しましたが、昨日の夜にようやく第2話を録画で早送りで見ました。 第1話でスパイラルはホワイトナイトを探すということでしたが、第2話では、太陽証券がフォックスという企業をホワイトナイトとして見つけてきました(…
前回は第1回の放送を見て、あまりにいい加減なシーンを指摘しましたが(機密情報の扱いが現実には100%あり得ないほどテキトー)、今回は真面目に内容の検討に入りたいと思います。 電脳雑技集団がスパイラルに敵対的買収をしかけようとしています。時間…
ニチイ学館はMBOにむけ、米国の投資ファンドの子会社がニチイ学館にTOBをしている最中ですが、7月31日にニチイ学館はTOB価格を1株当たり1,500円から1,670円に引き上げるとともに、TOB終了期間を8月3日から8月17日まで延長する…
本日より、「ドラマ半沢直樹」について、専門的な視点から解説をしていきたいと思います。 第1話では、電脳雑技集団という会社が上場企業のスパイラルに敵対的買収をしかけようとしています。株式公開買付(TOB)の手法で買収をする模様で、半沢直樹の勤…
7月29日の日経新聞に「インフラ修繕 8割未着手」との見出しの記事が掲載されていました。国土交通省の2019年3月末時点の調査ということで、トンネルや橋の老朽化について、次の内容が書かれていました。以下は記事からの抜粋になります。 全国に1…
7月26日の日経新聞に上場子会社の社外取締役比率について、3分の1以上の企業が5割止まりという見出しの記事が掲載されていました。野村資本市場研究所が2020年3月末時点の上場子会社249社を調べた結果ということです。 先日、上場会社全体での…
株主総会も終わり、3月期決算企業では、第1四半期決算発表が相次いでいるところですが、2019年度の有価証券報告書(以下「有報」)の開示は各社済んでいるので、個人投資家の方は、投資先銘柄の有報をじっくりと読む良い機会かと思います(ちなみに四…
7月22日の日経新聞に「持ち合い、狭まる包囲網」という見出しの記事がありました。株価が上値を目指す展開の中、政策保有株を増やしている銘柄の株価上昇が出遅れているという内容の記事です。 日経新聞でも時々掲載されていますが、日本製鉄やトヨタ自動…
伊藤忠商事によるファミリーマート(ファミマ)のTOBでファミマが、応募への推奨まではしないことが開示されましたが、その背景の詳細について、7月17日の日経新聞に掲載されていました。先日のブログでも掲載しましたが、ファミマの意見表明の開示文…
本日7月18日(土)の2つ目のブログ記事を掲載します。 先日、個別指導を主とした学習塾関連銘柄として、東京個別指導学院(4745)、リソー教育(4714)の四半期決算について紹介しましたが、その後、明光ネットワークジャパン(4668)も公表…
7月15日の日経新聞に「事業再編銘柄に熱視線」との見出しの記事が掲載されていました。株式市場では大胆な変化をいとわない企業への評価が高まっているということで、日経新聞が2020年1月以降に事業再編に関連する開示をした93社を対象に3月末以…
多くの企業において、剰余金の配当は株主総会の決議事項となっていますが、先日の日経新聞によれば、東芝はこれまで取締役会決議としているところ、7月31日の定時株主総会において、総会でも決議できるよう定款変更する予定とのことです。 東芝は指名委員…
7月13日に東京個別指導学院(4745)が第1四半期決算発表しました。売上高は2,134百万円、営業利益は▲1,761百万円の赤字になっています。2020年度通期決算は非開示です。決算短信を見ますと、次のような記載があります。 「2月28日政…
7月11日の日経新聞に「コロナTOB不満の渦」という見出しの記事がありました。コロナの影響で上場企業の株価が1月21日時点から大幅に下がっている中、TOB価格に対して株主の不満が高まっているという趣旨の記事です。 最近は、コロワイドによる大戸屋HD…
展示施設、商業施設、博物案等のディスプレイ企画・設計等の最大手で乃村工藝社(9716)があります。7月9日に2020年度第1四半期決算を発表しました。 当然ですが、大幅な減収減益で対前年同期比で売上高は▲17%、営業利益は▲46%となっていま…
先日の日経新聞に「ニッチトップ 発掘熱」という見出しの記事があり、経済産業省が6月末に公表した「2020年版 グローバルニッチトップ企業100選」について触れており、特定の分野で高い技術とシェアを持つニッチトップ企業が株価を上げているという…
7月10日に学習塾の明光ネットワーク(4668)が2019年度第3四半期決算(9-5月期)を発表しました。 対前年同期比で売上高は▲4.9%、営業利益は▲95.8%、四半期利益は赤字となりました。2019年度の業績予想も開示されましたが、売上高…
本日は学習塾関連銘柄の決算について紹介します。 私は学習塾関連では、東京個別指導学院(4745)を保有しておりますが、学習塾関連銘柄のリソー教育(4714)が7月9日に2020年度の第1四半期(3-5月期)の決算を発表しました。売上高は前年…
7月6日の日経新聞の経営の視点に「勢い増す『物言う社員』」というタイトルの記事が掲載されていました。物言う株主ではなく、物言う社員という言葉ははじめて目にしました。 記事の内容は、新型コロナウィルスへの対策が不十分として、米ウォルマートの社…
最近の新聞報道を見ると政策保有株式の解消を時々目にします。 トヨタ自動車などは政策保有株式の解消を積極的に進めているようで、2018年に改訂されたコーポレートガバナンス・コードで政策保有株式の保有の合理性の検証の開示、有価証券報告書における…
本日7月4日の日経新聞にMBOにより非上場化を選択するケースが増えているという記事がありました。MBOとはマネジメントバイアウトで、社長・経営陣が自社の株式を取得して、非上場化する方法です。 経営陣が買い取るといっても、サラリーマンの社長や経営陣…
7月1日の日経新聞によれば、みずほフィナンシャルグループの本年の定時株主総会でNPO法人の出した株主提案の賛成率が34.5%に達したようです。 気候変動の経営戦略を開示するよう求める株主提案であり、議案自体は否決されたものの、北欧の機関投資家が…
新型コロナウィルスの影響で外食産業の売上高が激減しているところですが、先日、大大戸屋HDとコロワイドの役員選任を巡る争いの新聞報道の中で、外食売上高の記事がありました。 日本フードサービス協会が6月25日に5月に外食売上高を公表しており、それ…
6月27日の日経新聞に野村證券、大和証券、SMBC日興証券が予想する主要上場企業306社の2020年度業績予想が掲載されていました。 2020年度の主要上場企業の経常利益の予想は、前年度比で野村が▲13.9%、大和が▲9.5%、SMBCが▲5.9%という…
6月23日の日経新聞で「危機が問う果断経営」という見出しの記事がありました。 コロナの影響で、企業は今後、果断なリスクをとることが求められ、それが出来るのはサラリーマン社長でなく、オーナー社長の企業であるといった内容の記事です。スピードのあ…
6月20日の日経新聞に「訪日消費 年内戻らず」という見出しの記事がありました。SMBC日興証券のあるエコノミストの方の予想ということですが、国内移動が全面解禁になったことで、個人消費の急減で2020年のGDP予想は若干持ち直すものの(ちなみにGDP(…