中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

株価を意識した経営が出来ない場合、「配当を意識した経営」が求められます

本年の4月に東証が上場企業各社に対して、株価を意識した経営をすることを求めましたが、PBR1倍割れが続いている企業も多いです。 そのような中、配当基準の進化も進んでおり、従来の安定配当は徐々に減っていく可能性もあるかなと思います。株価の低迷…

任天堂創業家ファンドが東洋建設に対するTOB価格を引き上げ

本日、TOB価格の引き上げ提案をした模様ですね。NOTEに記事を更新しました。 note.com

政策保有株式は何故ダメなのか?昔は当たり前だったのに・

本日は休日です。昨日は雨の中、仕事関係で関係部署との飲み会が1つありました。半分義理で参加していることもあり、結構疲れました。とは言え、円滑な人間関係のためには、年1、2回程度は必要ではあるのですが。コロナの影響で付き合いで酒を飲むという…

「社長、株主資本コストはいくらと認識していますか?」 ー 個人投資家・株主は企業に是非質問しましょう!

株主資本コストという言葉を聞くことは最近多いですね。数年前までは、投資銀行などの方が企業価値算定でDCF法を使用する際などのプロフェッショナルな場面でしか聞くことはありませんでしたが、この1~2年で一般の事業会社の方も良く使うようになりま…

人的資本の開示のポイントは? ー 機関投資家が本当に知りたいのは、女性管理職比率などの些末な情報ではないです

昨日が祝日のため、今週は1週間が早いですね。本日の日経新聞の社説は、「企業は資本コストへの意識を研ぎ澄ませ」というタイトルでした。良いタイトルですね。ROEも良いですが、企業のIR部門は株主資本コストをいかに低減するかという努力も大事です…

議決権行使助言会社とは?ISS社とかグラスルイス社とは? ー 個人投資家・個人株主の方向けに分かりやすく解説してみました

9月も中盤に入り、今年も残すところ3ヵ月程度となってきました。1年の経過は早いですね。私は、来年からは、なんとか副業を開始したいと考えており、色々と手法を考えているところです。個人投資家や個人株主のコーポレートガバナンス力の強化のお手伝い…

企業買収における行動指針 ー 買収防衛策の導入が厳しいのはどんな会社?厳しい中でも導入する際のポイントは?

本日、四季報秋号のデータが更新されましたね。本日は、仕事の合間とランチタイムに保有銘柄と関心銘柄の四季報情報をチェックする一日になります。 さて、前回の続きになります。前回、買収防衛策として有事型買収防衛策の導入があるということを説明しまし…

企業買収における行動指針 - 買収防衛策を使うための条件は?

「企業買収における行動指針」で規定している買収防衛策について、Noteで記事を書きました。ご関心のある方は、是非ご覧頂ければと思います。

複数の事業セグメントを持つ上場企業の簡易的な理論株価の算出 ー 投資銀行でなくても出来る簡易的な株価算定(バリュエーション)の方法です

本日の夜はラグビーの日本対チリ戦ですね。今夜はビールを飲みながらテレビ観戦をする予定で、今から楽しみです。 さて、数年前にもはてなブログで記事を書いたことがありますが、複数の事業を営む企業の株価が安いか高いかの判断について、今回、Noteの方に…

「企業買収における行動指針」ー経産省が策定・公表しました

これまでブログでも複数回、進捗の記事を書いてきましたが、経産省がガイドラインを策定・公表しました。 同意なき買収があった際の対象会社の取締役・取締役会の行動の在り方等が規定されています。今は、機関投資家も資本の論理を重視する時代ですので、同…

機関投資家の考えるROE基準 ー 堪忍袋の緒が切れる基準と不機嫌になる基準は?

昨日は投資先銘柄の買い増し検討のため、開示資料と周辺情報の整理をしました。あとは読書と水泳です。読書は、最近、中古をアマゾンで購入しているのですが、なかなか読めていませんでしたが、参考になったと感じた本はツイッターやNoteでも紹介したいと思…

ROEが低いと企業にはこんなリスクが生じます ー シンプルですが大事なことです

本日は1日休みを頂いています。一定日数の最低限の年休取得が勤務先から言われており、消化のための休みです。午前中はこれからプールで1時間程度泳ぎ、午後は保有銘柄のこの1週間の情報整理、仕事関係の業務の資料読み込み、読書といった予定です。 さて…