中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

東証1部の割安銘柄

12月8日の日本経済新聞で割安銘柄が東証1部で37銘柄あるとの記事がありました。自社の株式時価総額がその保有しているグループ会社の株式時価総額より小さいということで、子会社やグループ会社が上場しているケースが多いということのようです。 A社…

SEC(米証券取引委員会)が四半期開示の見直し検討を開始

12月8日の日本経済新聞でSEC(米証券取引委員会)の2019年の活動計画が公表されていました。重点活動テーマとして5つほど記事に掲げられていますが、気になったものを2つほどあげます。 1 長期投資の促進 四半期開示義務の見直し是非について意見…

「公正なM&Aの在り方に関する研究会」の第1回が開催

以前に経産省の「公正なM&Aの在り方に関する研究会」が開催されることを書きましたが、11月9日開催の第1回会議が経産省のホームページに掲載されていました。 議事録は公表されないようですが、事務局説明資料を読むと次のような事項が論点としてあげ…

三東工業社への合同会社M&Sによる株主提案の結果

滋賀県に本社のある建設会社で三東工業社(東証JQS)という会社があります。時価総額15億円程度の中小企業ですが、投資ファンドの合同会社M&S(以下M&S)が同社に株主提案をしていました。 M&Sのホームページを見ると、2016年6月から投資を開始し…

スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議が再開

金融庁のスチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議が11月27日から再開されました。 フォローアップ会議は、本年3月13日開催の第15回会議で「投資家と企業の対話ガイドライン」が公表されてから開催されて…