中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

コスモエネルギーと旧村上ファンド系との攻防③ - ISS社が買収防衛策議案に賛成推奨したようです。この影響は?

コスモエネルギーと旧村上ファンド系との攻防ですが、議決権行使助言会社の賛否推奨結果が公表されましたね。noteに記事をアップしましたので、ご関心のある方はご覧頂ければと思います。

ISSが2024年の議決権行使ポリシー改定案を公表 - 経営トップの賛成率を高めるには?

本日の日経新聞に次の記事がありました。 日本企業は株主軽視か偏重か - 日本経済新聞 少し前に関西経済連合会が「おたくら上場企業なの?」と思われるような提言をしていましたが、その例をあげて、日本企業が果たして株主編重か否かについて解説した記事に…

ISSが2024年の議決権行使ポリシー改定案を公表 - ROE5%未満+外国人株主比率の高い企業は対策を考える必要あります

議決権行使助言会社のISSが2024年の株主総会での議決権行使ポリシー改定案を公表しました。これって、ROEの低迷する企業の経営トップの取締役選任議案に与える影響は大かと思います。 noteに記事を掲載しましたので、ご関心のある方はご覧頂ければ…

コスモエネルギーと旧村上ファンド系との攻防 ー コスモエネルギーが総会検査役の選任を公表

本日は祝日です。平日の木曜日が休みですと金曜日の仕事に対するやる気が倍増する気がします。本日は等々力渓谷まで足を運ぶ予定です。 コスモエネルギーと旧村上ファンド系の攻防ですが、12月の臨時株主総会での買収防衛策の決議に向けて色々と動きが出て…

経営者計画(サクセッションプラン)は機関投資家の関心高いです

サクセションプランはご存じでしょうか? 最近、機関投資家と対話をすると関心が高いなと感じます。これまでは次期社長の決定は社長の権限でしたが、今の時代、そんなことを言っていたらコーポレートガバナンス上問題ありと言われますね。とは言え、全く社長…

公開買付制度・大量保有報告制度等ワーキング・グループ(第5回会議)- 上場企業は大量保有報告制度の動向は要注視ですね

3月期決算の企業各社の2Q決算も終わり、決算説明会資料、決算説明会のQ&A、決算説明会の動画を明日あたりからじっくり見る予定です。ところで、決算説明会には個人株主にも参加させて欲しいところです。セルサイドアナリストなど株も持っていないのに参加…

MBO(マネジメント・バイ・アウト)のポイントは? ー 個人投資家が見るべき事項

昨日から東京都内は一気に寒くなりましたね。早いもので、週明けから11月中旬に入り、今年も残すところあと1ヵ月半程度です。今年はコロナも明け、忘年会もそれなりに入りそうな勢いですが、社内の飲み会は必要最低限に抑え(立場上、結構金もかかるので…

企業価値向上を投資先企業に促すためのコーポレートガバナンス・コードの使い方(第2回) ー 政策保有株式の問題を指摘しましょう

本日も天気の良い一日だったので、午後に2時間程度のウォーキングをしました。多摩川沿いのジョギングコースを歩いたのですが、この時期は気候も良く、歩くと頭の中がすっきりします。けど、何故か結構なスピードでひたすら歩いてしまったので、少し疲れて…

来年の株主総会での留意事項 ー ROE5%未満が続く企業の経営トップには海外投資家からの反対がかなり増えるかもしれません

先日、ISSがグローバル調査結果を公表しました。来年の株主総会に向けて、これまで停止してきたROE基準の復活がどうなるのか気になる企業は多いかと思います。 上場企業の経営トップやIR担当の経営層の方は気になるところかと思いますが、noteに記事…