コーポレートガバナンス、株式投資、企業価値、IRなどに関する投資家目線での実務ニュース ー 強い意志のある投資を目指して

コーポレートガバナンス、中長期での株式投資、企業分析、企業価値評価、IR等について、新聞記事を中心に投資銀行・東証1部事業会社での実務経験を通じて気づいた観点を踏まえて分かりやすく解説していきます

物言う株主から自社を守るための武器

上場企業が物言う株主から自社を守るための武器(第5回) - プライム市場の企業の社外取締役の構成比(その1)

このタイトルの記事を久しぶりに書きます。コーポレートガバナンス・コードの6月改訂の目玉の1つは、取締役会の機能強化でプライム市場の企業に社外取締役の割合増が求められたことです。「原則4-8.独立社外取締役の有効な活用」の次の箇所です。 独立…

上場企業が物言う株主から自社を守るための武器(第3回) ー 安定株主はいないと本当に困りますか?(その2)

前回、安定株主がいなくても実質的には困らないことを説明しました。では、「通常の場合はそうだとしても、もし、企業に大きな不祥事があったり、業績低迷が連続している場合は安定株主がいないと困るのでは」と疑問を持つ経営トップの方もいらっしゃるかと…

上場企業が物言う株主から自社を守るための武器(第2回) ー 安定株主はいないと本当に困りますか?(その1)

前回、第1回で政策保有株式に関する資本市場の動きをご説明しました。結論としては、政策保有株式の縮減は今後も資本市場から強く求められる事項であり、物言う株主から指摘を受け、騒がれる前に縮減する必要があるということでした。 本日はここから発展す…

「アクティビストのように考える」 ー これがとても大事です

7月1日の日経新聞の夕刊に非常に興味深い記事があったので、紹介します。 物言う株主から自社を守るためには、物言う株主目線で自社を見る必要があることをブログで書いてきましたが、同じようなことが日経新聞に記載されていました。「アクティビストのよ…

上場企業が物言う株主から自社を守るための武器(第1回) ー 対話ガイドラインにおける政策保有株式の記載

今回から「上場企業が自社を物言う株主から守る武器」として、いくつか重要と思われる論点を掲載したいと思います。企業が物言う株主から自社を守るには、経営トップはじめ経営陣が物言う株主の立場になり、先んじて検討・対策をすることが何より重要です。…

上場企業の経営トップが物言う株主から自社を守る武器としてのコーポレート・ガバナンス

最近の新聞報道を見ると物言う株主の記事を頻繁に目にします。しかも、物言う株主を批判するのではなく、擁護する立場の記事です。東芝問題についての日経新聞の報道なども完全に物言う株主である投資ファンドを擁護し、一方で、東芝と経産省を批判する内容…