中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

個人株主のための株主総会の楽しみ方

株主総会に参加されたことのない個人株主の方も多いと思いますが、株主総会は社長やそのほかの取締役と対話が出来る機会ですので、参加されることをお勧めします。 そこで、個人株主の方の株主総会の楽しみ方についてnoteに記事を書いてみました。 note.com

「鳥越製粉にアクティビスト(物言う株主)が株主提案」との報道 ー スタンダード上場の地方企業もターゲットに

本日、次の新聞報道がありましたが、アクティビストの勢いがすごいですね。 物言う株主、国内で3倍 - 日本経済新聞 20年前に村上ファンドの村上氏が物言う株主として行動をした時には、ひどい言われようでしたが、今思うと村上氏は時代の先駆者ですね。 さ…

投資者の視点を踏まえた「資本コストや株価を意識した経営」 のポイント - 個人投資家の企業との対話の手引書にもなります

先日開催された東証の市場区分の見直しに関するフォローアップ会議で、株価を意識した経営の開示をする際のポイント案が公表されました。 これから開示をする企業は、このポイントを参考にする必要がありますし、また、個人投資家にとっては、投資先企業と対…

プライム上場企業の英文開示がいよいよ義務化ですね

プライム上場企業の英文開示がいよいよ義務化されることになりますね。時期はまだ少し先ですが。個人的には、英文開示をしていないがゆえに割安に評価されている優良企業を探して、中長期で投資するのもありかなと思ったりしています。 noteに英文開示につい…

PBR対策を開示した企業名の公表が1月15日から始まります ー 公表を受けて投資家がすべきことは?

明日はPBR対策企業の企業リストが公表されますね。今後1ヵ月に1回の頻度でアップデートされる予定かと思います。noteに記事を書きましたので、ご関心のある方は是非ご覧頂ければと思います。 note.com

第一生命によるベネフィット・ワンへのTOB ー 第一生命が実施に向けた進捗を公表

昨日の日経新聞に次の記事がありました。OECDが定年制を廃止することを提言したようですね。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA111BM0R10C24A1000000/ 少子化の中、新卒の学生は減っています。結果、優秀な大学出身の新卒学生は総合商社はじめ超…

アオキスーパーがMBOを公表 ー 直近ではPBR1倍割れの銘柄ですが・・・・

今年もMBO増えそうですね。上場しているとコストばかりかかるので、上場の意義が乏しいと考える中小型銘柄は検討していると思います。 先日、アオキスーパーがMBOを公表しましたが、ざっくりと分析をしてみましたので、noteの記事をご覧頂ければと思います。…

議決権行使助言会社のグラスルイスが2024年の議決権行使助言方針を公表

1月に入り上場企業各社は6月の定時株主総会の準備を始める時期ですね。 機関投資家の株主比率の高い企業は、総会での議決権行使が気になるところだと思います。海外の機関投資家の議決権行使に大きな影響を与えるのは、議決権行使助言会社の助言方針です。…