コーポレートガバナンス、株式投資、企業価値、IRなどに関する投資家目線での実務ニュース ー 強い意志のある投資を目指して

コーポレートガバナンス、中長期での株式投資、企業分析、企業価値評価、IR等について、新聞記事を中心に投資銀行・東証1部事業会社での実務経験を通じて気づいた観点を踏まえて分かりやすく解説していきます

株主提案

象印マホービンが取締役会決議で買収防衛策を導入 ー 株主提案には反対

象印マホービン(7965)の定時株主総会が2月に開催される予定ですが、象印マホービンは1月11日に取締役会決議で買収防衛策を導入しました。次のプレスリリースのとおりです。 https://www.zojirushi.co.jp/corp/ir/library/pdf/disclose/20220111_2.…

衛生陶器の中堅メーカーのアサヒ衛陶(5341)が株主提案を受け役員が全員辞任

東証二部でトイレや洗面化粧台など住宅設備機器を取り扱い、衛生陶器においてはTOTO、LIXILに次ぐ中堅メーカーのアサヒ衛陶(5341)が11月下旬に臨時株主総会を開催することを公表しました。 https://www.asahieito.co.jp/application/upload/ir_trade…

東都水産の株主総会は6月16日 ー マルハニチロの株主提案に反対しています

香港の投資ファンドのオアシスアセットマネジメントが東洋製罐グループホールディングに株主提案をしました。業績連動報酬制度の導入、相談役・顧問等の廃止、環境エンゲージメントの強化等の株主提案ですが、個人投資家にとっても参考になる内容ですので、…

成長への事業選択を要求する株主提案の増加の可能性 ー 事業再編実務指針の精読の薦め

5月18日の日経新聞に「来るか、株主提案『第3弾』」とのタイトルの記事がありました。最近の株主提案は従来のものと質が変化し、企業がどう成長するかを追求する動きに変化してきているというものです。 株主提案は第1弾から第3弾の流れにあるというこ…

1980年代の米投資家ブーン・ピケンズと小糸製作所の攻防

先日のブログで「1980年代のブーン・ピケンズ による小糸製作所の買収の件も今の時代に起こっていたら、ブーン・ピケンズに賛同する株主も大勢いたかも知れません」と記載しましたが、本日はこのブーン・ピケンズ氏による小糸製作所株の買占めの攻防の件…

東都水産(8038)の取締役会がマルハニチロによる株主提案に反対表明

水産最大手のマルハニチロが同社が大株主として8%出資をしている東都水産に対して株主提案として取締役1名の選任を提案していたようですが、本日、東都水産はこれに反対することを取締役会で決議したことを公表しました。 https://www.tohsui.co.jp/ja2/w…

コーポレートガバナンス・コードで「人権」が規定 ー 物言う株主による企業の攻撃材料が1つ増えることになります

GWも明け本日から仕事開始の方が多いと思いますが、私は本日までが休みで明日から仕事です。本日から株式市場が始まるので、株価ウォッチの他、明日からの業務の準備をしたり、読書をして本日は過ごす予定ですが、昨日、「絶対に挫折しない日本史」(新潮…

物言う株主であるストラテジックキャピタルが株主提案を公表 ー 今年は機関投資家はどう判断するでしょうか

物言う株主であるストラテジックキャピタルが株主提案をいくつかの投資先企業に対して行っていることを4月28日に公表しました。 4月28日に公表した企業数は5社で、浅沼組、世紀東急工業、有沢製作所、文化シャッター、極東貿易になります。この中で文…

株主還元方針は配当性向ではなくDOEが今後の主流になるでしょう

4月24日の日経新聞でアステラス製薬の株価低迷について、製薬大手が重視する株主資本配当率(DOE)で比較すると、配当性向で見劣りしていることがアステラス株の上値を抑える一因になっているという記事がありました。 DOEについて本日は簡単に説明…