中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

良く分かる外資規制強化の動き

最近頻繁に新聞報道がされている外資規制ですが、投資比率を1%まで政府は引き下げる方向ということですが、10月26日の日本経済新聞で事前届出の対象企業を明確にする方向であるとの報道がありました。 外資規制ですが、以前にもブログで書いたことがあ…

再生可能エネルギーの発電容量についてIEA予測が公表

10月22日の日本経済新聞で、国際エネルギー機関(IEA)が10月21日に世界の再生可能エネルギーの発電容量を公表したことについて書かれています。新聞報道の内容は、次のとおりです。 2014年の世界の再生エネルギーは2018年比で5割増 再…

東証の上場市場再編の検討が再開

先日の日本経済新聞で「東証、上場市場再編へ」との記事があり、金融庁が上場市場再編の検討を開始したということです。 上場問題は当初は東証が検討していたが、事情により金融庁が引き受けることになったものの(要するに利害関係者から様々な意見があり東…

IMFが2019年予想で世界成長率を3.0%に下げー内需のみが期待できるか

先日の日本経済新聞に2019年10月15日に国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しで2019年の成長率を3.0%と予測し、7月時点から0.2ポイント下方修正したとの報道がありました。 金融危機直後の2009年以来、10年ぶりの低い伸び率となっ…

株式投資テーマ:法令翻訳関連

10月7日の日本経済新聞に日本の法令の英訳が遅れていることが書かれていました。内容を纏めると次のとおりです。 日本政府が法令の英訳に着手して10年経過するが、翻訳が完了した法律は全体の1割にとどまる 日本は、法令が制定・改廃されてから、英訳…

スチュワードシップ・コードの改訂に向けた動き-スチュワードシップ・コードに関する有識者検討会が開催(2019年9月25日)

9月25日に金融庁がスチュワードシップ・コードに関する有識者検討会を開催することを公表しました。2017年に改訂されたスチュワードシップ・コードの改訂に向けての検討になります。 スチュワードシップ・コードとは、機関投資家がスチュワードシップ…

米国の製造業景況感指数(9月)

9月の米製造業景況感指数が10月1日に公表さました。新聞報道等を纏めますと次のような内容です。 指数は47.8で、10年3ヵ月ぶりの低い水準。好不況の境である50を2ヵ月連連続で下回り、不況といえる ISMを構成する項目の中では、新規受注の落ち…

株式投資テーマ:民泊需要について

今回は民泊について書きます。 政府は訪日外国人を2020年に4,000万人、2030年に6,000万人を予定しており、来年の東京オリンピックもあり、訪日外国人は増えますがこれに絡んだテーマの1つが民泊です。 約半年前に、民泊関連銘柄に投資しよ…

日本の外資規制の強化の動き

先日の日経新聞で先端技術を巡る規制合戦ということで、対米外国投資委員会(CFIUS(「シフィウス」と読みます))について掲載がありましたが、日本の外資規制については、9月26日付で外為法で規定する対内直接投資等に該当する行為の見直しがされ、20…