中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

人的資本の開示のポイントは? ー 機関投資家が本当に知りたいのは、女性管理職比率などの些末な情報ではないです

昨日が祝日のため、今週は1週間が早いですね。本日の日経新聞の社説は、「企業は資本コストへの意識を研ぎ澄ませ」というタイトルでした。良いタイトルですね。ROEも良いですが、企業のIR部門は株主資本コストをいかに低減するかという努力も大事です。そのためには、サステナビリティ開示、IRの強化ですね。

さて、最近、人的資本経営が良く言われます。今年の有価証券報告書では、人的資本関係の開示が要請されてことも注目されている1つの背景にあります。

けど、多くの企業の人的資本の開示を見ると機関投資家の意図とずれた開示をしている企業が非常に多い気がします。機関投資家とエンゲージメント(建設的対話)をする中で、機関投資家の求める人的資本の開示は何であるかについて、私が感じるところについてNoteに記事を掲載しました。企業で人的資本の開示を担当されている方、個人投資家・個人株主の方にご覧頂ければと思います。

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