中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

少子化の中で今後期待されるペット関連市場

夏期休暇も終わり、今週から仕事を開始していますが、休暇明け早々多忙で、定期的なブログの更新がなかなか出来ておりません(代わりに7月中旬からはじめたツイッターには時々ツイートしています)。アウトプットが中心の仕事で多忙な場合、どうしてもテレワークをする気にも慣れず、毎日出社していますが、オフィスには数名しか人がおらず、休日出勤していると勘違いするほど静かですので、家よりオフィスで仕事をした方がはるかに効率的と感じています。唯一、スーツを着なければならないのが面倒なのですが。

さて、先日、テレビ東京のモーニングサテライトで農林中金バリューインベストメンツの奥野一成氏がコメンテーターとして出演しており、その中でペット市場について話をしていたので、保有銘柄でペット市場と間接的に関連する銘柄もあり、気になり少し調べてみました。

グーグルで検索したところ、「矢野経済研究所が2020年2月に発表した2019年度のペット関連総市場規模は、前年比+1.7%増の1兆5700億円の見込み」とのデータがありました。普通に考えても、未婚であったり、既婚ではあるものの子供のいない夫婦が増加していることを考えると、関心の対象がイヌやネコなどに向かうのは当然と言えば当然かと思います

一般社団法人ペットフード協会というのがあるようでこの協会が公表している「令和2年 全国犬猫飼育実態調査」に主要として次のデータが公表されています。

https://petfood.or.jp/data/chart2020/index.html

全国のイヌの飼育頭数は約8,489千頭、ネコの飼育頭数は約9,644千頭で、犬の飼育頭数は減少が続き、猫は横ばいで、飼育頭数は、2020年も猫の飼育数が犬の飼育数を上回ったというようです。ネコの方が多いようですね。東京都内の場合、大多数の人がマンション、アパートや狭い戸建てに住んでおり、外でイヌを飼うスペースもないため自宅で飼育できるネコの方がお手軽なのでしょう。なかなか面白い資料ですので、明日、オフィスで昼休みにでも読んでみたいと思います。

また、ペット関連銘柄ですが、こちらもグーグルでさっと調べた限りですと、次のような銘柄があるようですね。

ユニチャームを除いて、不勉強のため、はじめて聞くばかりの銘柄ですが、こちらも、明日の昼休みにでも各社のホームページからまずは決算説明会資料を読み、業界の情報収集と分析をしてみたいと思います。