中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会 (第4回 )

知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会の第4回が9月22日に開催され、事務局説明資料は次のとおりとなります。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/dai4/siryou3.pdf

投資家・金融機関の視点とコーポレート・ガバナンスに関する報告書への対応が論点として討議されたようです。

討議の詳細は不明ですが、資料の後半に国際比較で日本企業の営業利利益率等が掲載されており、データとして参考になると思います。日本企業は利益率がまた低下してきており、それがROEの低迷に繋がっているということになっています。財務レバレッジも日本は欧米に比べると低いですね。日本企業は内部留保をためている、負債の積極活用が出来ていないことなどが欧米との差かと思います。11月にガイドライン骨子案が出るようです。