中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

企業買収における行動指針(案)のパブコメが開始 ー 国内外のアクティビストから色々と意見が出てくるでしょうね

本日は帰宅途中に駅ビルの書店で小説を購入しました。タイトルは「クリード(上)」(真山仁)です。ご存じの方も多いと思いますが、小説ハゲタカシリーズの第4弾です。疲れた時や寝る前に読む本は小説が一番楽かなと思っています(難しい本はやはりじっくり時間をとり集中して読まないと頭に残らず)。

昨日、経産省が「企業買収における行動指針(案)」のパブコメを開始しました。

https://www.meti.go.jp/press/2023/06/20230608002/20230608002-1.pdf

指針案自体は次のとおりです。

20230608002-3.pdf (meti.go.jp)

パブコメの締め切りは8月6日ということで約2ヵ月ですね。幅広く国内外の投資ファンド機関投資家から意見を募るという意図なのだと思います。アクティビストもこの経済産業省の研究会の動向に注視しているということが、同研究会の議事録で記載されていたこともありますが、その通りなのだと思います。私はこの指針案は、これまでも複数回全体を通して目を通してきましたが、週末に再度じっくりと読んで頭に入れる予定です。ご参考までにこの指針案等に関する直近の記事を再掲いたします。