割安株を探す時に四季報のスクリーニング機能を使う方も多いと思いますが、銘柄数が膨大に出ることも多く、気が滅入ることも多いと思います。1社ずつ決算資料を読むのも結構大変ですし。そのような場合には、ファンドの運用銘柄を参考にするという方法が良いかなと思っています。
中小型株のファンドマネジャーの苦瓜さんが運用されているファンドにニッポン中小型ファンドがありますが、以下は昨年12月30日のマンスリーレポートになります。
https://www.smd-am.co.jp/fund/pdf/1849m.pdf
4ページ目に組み入れ上位銘柄が記載されており、個人投資家の方の割安株投資の参考になるかと思います。ファドマネジャーコメントの一部抜粋になりますが、以下のコメントがあります。
ここ数年間の値動きを⾒ると、⽇本の中⼩型割安株は他の株式と比べ⼤きく出遅れており、きわめて割安な⽔準に放置されています。業績も堅調な企業がまだ多く、今後投資家に⾒直される機会は豊富に存在すると考えています。当ファンドでは、今後も割安株投資を徹底します
組入全銘柄は運用報告書に記載されています。過去数年分を見るとその1年間の組入銘柄数の増減、新規組入れ銘柄数などが分かります。昨年2月公表のものは次のとおりです。
https://www.smd-am.co.jp/fund/pdf/1849_20220202z.pdf
新規に組入れた銘柄、株数が増えた銘柄などを私はノートにメモして、決算説明会資料、有価証券報告書を見て分析したりしていますが、恐らく来月下旬にはアップデート版が公表されるのだと思いますので、公表され次第、銘柄をチェックする予定です。