商船三井が子会社であるダイビル(8806)にTOBを実施しています。次のプレスリリースのとおり、TOB価格は2200円のようです。
12月9日の日経新聞によれば、ダイビルの株式を0.74%保有する海外の投資ファンドがTOB価格が低いとしてTOB価格の引き上げを求めているようです。3000円以上が適正価格とのことです。11月30日にTOBを公表した翌日の株価は1700円まで上昇しましたが、その後、更に株価は上昇し2200円です。やはりアクティビストの保有する銘柄は狙い目ですね。
私は対象企業の財務状況と事業内容をそれなりに分析して割安株に投資することを自分の株式投資の方針としていますが、来年は、上場子会社でアクティビストが保有する銘柄を洗い出し、TOB&アクティビストが物申すことを期待して投資するコバンザメ投資をして行こうかなと思案中です。上場廃止のインサイダー情報などが本当は欲しいところです。