株式投資をする上でマクロ経済指標は市場全体の傾向を知る上で重要ですが、5月31日に4月の鉱工業生産指数が公表されました。鉱工業生産指数とは、鉱業と工業の2つでどの程度、モノが作られたかを示う指数であり、鉱業と工業でGDPの約4割を占めると言われています。
4月の鉱工業生産指数(速報)は前月比2.5%上昇と2カ月連続でプラスとなり、生産指数(2015年を100とします)は99.6で、コロナ流行前の水準である2020年1月の水準99.1を上回りました。
12業種の多くで好調でしたが、中でも好調なのは汎用・業務用機械で16.1%、生産用機械で7.8%で、つまり工場で使う機械を作っている業種です。また、昨日は世界経済成長絵率のOECD数値も公表されました。世界経済成長は世界銀行、IMF、OECDの3つが重要かと思います。