先日、米半導体工業会(SIA)が9月の世界半導体売上高を公表しましたが、9月は前年同月比+5.8%増の379億円ドルでした。米州、中国、アジア太平洋地域がプラスで、米州が+20.1%、中国が+6.5%となっています。前年実績を上回るのは8ヵ月連続ということです。
9月9日には国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が2020年4-6月期の世界半導体製造装置販売高を公表し、前年同期比で+26%となっており、特に中国と韓国が好調でした。
7月にSEMIが公表した市場予想では、2020年の半導体製造装置販売額は前年比+6%の632億ドル、2021年には過去最高の700億ドルとなっています。パンデミックやマクロ経済の要因もあり、先行き不透明なところもありますが、半導体需要は堅調に推移しているようです。