中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

自動車生産台数が公表(2019年実績と2020年予測)-自動車関連銘柄は暫く厳しい

本日はごく簡単に書きます。自動車生産台数について、1月5日の日本経済新聞に掲載されていました。ポイントを箇条書きすると次のとおりです。

  •  2019年は2018年比で▲4%
  •  世界の生産台数の30%を占める中国は▲9%。米国は▲1.1%、日本は▲0.7%、インドは▲14%
  •  グローバルでの2020年の生産台数予想は▲1%(ドイツ自動車工業会予測)。これは3年連続のマイナス。欧州自動車市場は▲2%で、中国は▲2%

▲(マイナス)の数値にオンパレードです。自動車の販売台数は2020年も低迷が予想されます。結果として、自動車に関連する部品メーカーの業績も2020年は明るくないということが予想されます。

イラクと米国の問題が勃発し、今後の株式市場の動向が気になるところです。当面は「政策に売りなし」の格言の下、政策に沿った銘柄を地道に拾うのが安心かと考えます。