中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

中長期株式投資の銘柄分析:クニミネ工業(5388)ー四季報サプライズ銘柄

本日(今朝)は株式投資関係で簡単に1つ記事を書きます。昨日、四季報オンラインで3月期決算企業の中から、配当利回りの大きい5銘柄が紹介がされていますが、その中でクニミネ工業(5388)が入っていました。以下は四季報オンラインの記事になります。

【特色】ベントナイト(特殊粘土鉱物)の最大手。自動車、建機、建設が主な納入先。海外市場を開拓中  【最高益】好採算の復興案件が想定上回る伸び。鋳物も自動車生産復調で出直る。一転営業増益に増額。22年3月期は自動車回復本格化でベントナイトが鋳物向け需要活発。高付加価値の農薬堅調。最高純益更新  【脱炭素】21年度からの次期中計3カ年では脱炭素社会に向け地熱発電・掘削井の崩落防止のベントナイトなど拡販。新卒、中途採用増で若手の人材補強、研究部門強化。

クニミネ工業はこれまでもブログの株式投資関係で何度か紹介している銘柄ですが、現在、同社が公表している2020年度の通期予想からQ4(1-3月期)業績を算定するかなり低い数値となり、自動車生産台数はじめマクロ経済環境から考えると4月頃に通期予想の上方修正をする可能性が高いのではと私は考えています。前回のクニミネ工業についての記事は次のとおりです。

クニミネ工業はアナリストのカバレッジがほぼされていない銘柄です。さて、明日から週末ですが、明日はこの1週間の銘柄の動きを分析するとともに、書籍紹介、東証市場区分、今年の株主総会テーマなどについてブログで紹介したいと思います。