コーポレートガバナンス、株式投資、企業価値、IRなどに関する投資家目線での実務ニュース ー 強い意志のある投資を目指して

コーポレートガバナンス、中長期での株式投資、企業分析、企業価値評価、IR等について、新聞記事を中心に投資銀行・東証1部事業会社での実務経験を通じて気づいた観点を踏まえて分かりやすく解説していきます

日銀公表の全国の銀行預金残高 ー 2月は前年同月比+10.0%

4月、5月に3月期決算企業の通期決算が発表されますが、本日はそれに備えて投資銘柄の周辺情報整理をしていますが、併せて株式投資案関連の名著を今週からじっくりと読み直したりしています。

中長期株式投資での名著と言われているのが米国のファンドマネジャーであるピーター・リンチの「株で勝つ」(ダイヤモンド社)かと思います。1944年生まれで、ボストン大学を卒業、ペンシルべニア大学ウォートン校でMBA取得、1977年に1,800万ドルにすぎなかったフィデリティ・マゼラン・ファンドの運用資産を1990年には140億ドルに育てあげた凄腕のファンドマネジャーです。米国のタイム誌は「全米1のマネー・マネジャー」と評しています。あらためてじっくりと読み直していますが、読まれたことのない方にはお薦めします。

さて、本日は3月8日に日銀が公表した銀行の預金残高について紹介します。日銀は毎月、貸出・預金動向を公表していますが、3月8日に2月の動向を公表しました。

2月の全国における銀行の預金平均残高は前年同月比+10.0%の805兆5614億円です。1月の残高が最高最高で806兆1633億円でしたので、これを若干下回る数値ですが、依然として高い水準にあります。2020年8月以降の数値を並べると次のとおりです。伸び率は前年同月比です。

  •  8月   788兆6462億円  +8.8%
  •  9月   793兆3629    +9.0
  • 10月   792兆8973    +9.0
  • 11月   799兆5626    +9.0
  • 12月   802兆8673    +9.3
  •  1月   806兆1633    +9.8
  •  2月   805兆5614   +10.0

消費の抑制で、企業や個人の預金が大きく増えているわけですが、コロナ終息後にこのお金がどうなるかなど色々と考えるヒントになるかと思います。