中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

プライム上場企業の英文開示がいよいよ義務化ですね

プライム上場企業の英文開示がいよいよ義務化されることになりますね。時期はまだ少し先ですが。個人的には、英文開示をしていないがゆえに割安に評価されている優良企業を探して、中長期で投資するのもありかなと思ったりしています。

noteに英文開示について記事を書きましたので、ご覧いただけければ幸いです。

note.com

PBR対策を開示した企業名の公表が1月15日から始まります ー 公表を受けて投資家がすべきことは?

明日はPBR対策企業の企業リストが公表されますね。今後1ヵ月に1回の頻度でアップデートされる予定かと思います。noteに記事を書きましたので、ご関心のある方は是非ご覧頂ければと思います。

note.com

第一生命によるベネフィット・ワンへのTOB ー 第一生命が実施に向けた進捗を公表

昨日の日経新聞に次の記事がありました。OECDが定年制を廃止することを提言したようですね。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA111BM0R10C24A1000000/

少子化の中、新卒の学生は減っています。結果、優秀な大学出身の新卒学生は総合商社はじめ超大手企業等に偏り、地味な業界などは新卒社員の出身大学のレベルがワンランク落ちているという声(いわゆるMARCHクラスレベルすら少なくなっているというようなこと)を機械セクターの某部品会社の人事担当者に聞いたことがあります。能力と経験のあるシニアが他社に転職したりしないようにしたり、また、本人のモチベーションを維持するには、定年制を廃止するというのもありかも知れませんね。

さて、前置きが長くなりましたが、第一生命のベネフィット・ワンに対するTOBですが、第一生命がTOB実施に向けた進捗を公表しています。noteに記事を掲載しました。

note.com

 

アオキスーパーがMBOを公表 ー 直近ではPBR1倍割れの銘柄ですが・・・・

今年もMBO増えそうですね。上場しているとコストばかりかかるので、上場の意義が乏しいと考える中小型銘柄は検討していると思います。

先日、アオキスーパーMBOを公表しましたが、ざっくりと分析をしてみましたので、noteの記事をご覧頂ければと思います。

note.com

議決権行使助言会社のグラスルイスが2024年の議決権行使助言方針を公表

1月に入り上場企業各社は6月の定時株主総会の準備を始める時期ですね。

機関投資家の株主比率の高い企業は、総会での議決権行使が気になるところだと思います。海外の機関投資家の議決権行使に大きな影響を与えるのは、議決権行使助言会社の助言方針です。ISSに続き、グラスルイスが2024年の助言方針を公表しました。noteに記事を掲載しましたので、ご関心のある方はご覧頂ければと思います。

note.com

株主資本コストを下げるメリット&下げるにはどうすればよいか?(①) ー 株主資本コストを下げる意味

12月も残すところわずかになってきました。本日は、少し前に買った「関西スーパー 争奪」(日本経済新聞社)を読み始めましたが、なかなか面白いですね。関西スーパーとオーケーのいずれに賛成するか迷う関西スーパーの株主の動きなど、政策保有株主の気持ちが良く分かります。

さて、noteに株主資本コストを下げるメリットについて記事を書きました。ご関心のある方は是非お読み頂ければと思います。

 

 

指名委員会でやるべき重要なことは ー 機関投資家の関心事項は?

指名委員会の開催頻度について企業間に差異があるようですね。指名委員会で会社法上求められる事項以外のほかに各社、色々と議題として審議しているのが回数の違いに現れますが、その中で重要な事項の1つが社長の後継者計画かと思います。

noteの記事を更新しましたので、ご関心のある方はご覧頂ければと思います。


上場子会社の解消が進む可能性大ですね - 企業統治に関する情報開示の拡充

上場親会社は今後、開示要請事項が増えますね。来年の株主総会に向けて上場親会社の株主にとっては総会での質問の手持ち材料にもなります。noteに記事を掲載しましたので、ご関心のある方はご覧頂ければと思います。

note.com

第一生命によるベネフィット・ワンへのTOB ー 同意なき買収の際に対象会社が検討することは?

本日の新聞報道にもありましたように第一生命による対抗買収提案は結構驚きです。生保もとうとうここまでの行動をする時代かと思いました。noteに記事を書いてみましたので、ご関心のある方は、ご覧頂ければ幸いです。

note.com

「安定株主神話」など捨てましょう ー 安定株主がいないと困るのか?まず困りません

12月に入り残りも1ヵ月を切りました。先週は等々力渓谷公園にウォーキングしましたが、本日は多摩川のウォーキングコースを午後からひたすら歩く予定です。川沿いを歩くと、野球やサッカーをする多くの子供たちの姿を自然と一緒に眺めることができ、地方都市で自然に囲まれて育った私としては、自分の子供時代を思い出します。

先日、トヨタが政策保有株式の削減をする旨の新聞報道がありましたが、これについて安定株主がいないと本当に困るのか?という記事をnoteに書きました。ご関心のある方はご覧頂けれと思います。

コスモエネルギーと旧村上ファンド系との攻防③ - ISS社が買収防衛策議案に賛成推奨したようです。この影響は?

コスモエネルギーと旧村上ファンド系との攻防ですが、議決権行使助言会社の賛否推奨結果が公表されましたね。noteに記事をアップしましたので、ご関心のある方はご覧頂ければと思います。

ISSが2024年の議決権行使ポリシー改定案を公表 - 経営トップの賛成率を高めるには?

本日の日経新聞に次の記事がありました。

日本企業は株主軽視か偏重か - 日本経済新聞

少し前に関西経済連合会が「おたくら上場企業なの?」と思われるような提言をしていましたが、その例をあげて、日本企業が果たして株主編重か否かについて解説した記事になります。読まれていない方は是非一読されることをお勧めします。

さて、前回ISSの議決権行使ポリシーについて説明をしましたが、その続きについてnoteに記事を書いておりますので、ご関心ある方は是非ご覧頂ければと思います。

note.com

 

ISSが2024年の議決権行使ポリシー改定案を公表 - ROE5%未満+外国人株主比率の高い企業は対策を考える必要あります

議決権行使助言会社のISSが2024年の株主総会での議決権行使ポリシー改定案を公表しました。これって、ROEの低迷する企業の経営トップの取締役選任議案に与える影響は大かと思います。

noteに記事を掲載しましたので、ご関心のある方はご覧頂ければと思います。

 

コスモエネルギーと旧村上ファンド系との攻防 ー コスモエネルギーが総会検査役の選任を公表

本日は祝日です。平日の木曜日が休みですと金曜日の仕事に対するやる気が倍増する気がします。本日は等々力渓谷まで足を運ぶ予定です。

 コスモエネルギーと旧村上ファンド系の攻防ですが、12月の臨時株主総会での買収防衛策の決議に向けて色々と動きが出てきました。noteに記事を掲載しましたので、ご関心のある方はご覧頂ければと思います。

経営者計画(サクセッションプラン)は機関投資家の関心高いです

サクセションプランはご存じでしょうか?

最近、機関投資家と対話をすると関心が高いなと感じます。これまでは次期社長の決定は社長の権限でしたが、今の時代、そんなことを言っていたらコーポレートガバナンス上問題ありと言われますね。とは言え、全く社長が関与しないのもどうかと思います。

noteに記事を書きましたので、ご関心のある方は是非ご覧頂ければと思います。

note.com