中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

「公正な買収の在り方に関する研究会」が論点整理を公表 ー パブコメ開始

本日は天気が良くウォーキング日和です。自宅から歩いて45分程度のところに池上本門寺があるのですが、フェイスブックの投稿を見るとこの近辺で梅が綺麗に咲いているようですので、少し距離があるのですが、そこまでウォーキングする予定です。

さて、経産省の公正な買収の在り方に関する研究会ですが、2月22日に主要な論点についての意見募集のパブコメを開始したようです。パブコメの内容は次のとおりです。

https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230222006/20230222006-1.pdf

多岐にわたる論点について幅広く意見を求めるようですね。細かいガイドラインドのドラフトが公表され、それについてパブコメが実施されるのかなと勝手に想像していたのですが、そうではないようです。まずは幅広く機関投資家や企業の意見を求めるというようですね。

アクティビストの動きが活発化する中で、買収防衛策の在り方に関心の高い上場企業も大変多いかと思います。企業の方はこのパブコメを真面目に読んで、意見を伝えることを検討してもよいのかも知れません。パブコメに意見を書くという作業を通じて、担当者の理解も深まると思います。