11月12日の日経新聞でも掲載されていましたがが、大手ゼネコンの安藤ハザマが2022年3月期と2023年3月期の2年間で350億円以上を株主還元に振り向けると発表しました。次のとおりです。
https://www.ad-hzm.co.jp/ir/pdf/pre/irnews/ir_20211111_04.pdf
自社株取得と配当を組み合わせた目標総還元性向は100%以上になり、この間稼いだ純利益の全額以上を株主に配分することになるようですね。
安藤ハザマと言えば香港のアクティビストのオアシス・マネジメントが株式を保有していますね。西松建設がシティインデックスイレブンスの要求により自社株買いを実施するなど、ゼネコンはアクティビスト天国ですね。おもちゃにされているようでです。
ゼネコンは古い体質で、解消が進んでいるとは言え、今だに多くの政策保有株式を抱えています。これが解消されるまでアクティビストにはいいようにされるのだと思います。今後の株主還元が期待できるので、アクティビストの投資するゼネコン銘柄は買いですね。
少し古いですが、2年前に安藤ハザマとオアシスの件をブログに記事に書いています。情報が古いのでアップデートが必要かと思いますが、ご参考までに再掲します。