来週から仕事でマクロ経済指標のまとめと分析をすることになり、本日はこの1週間の日経新聞記事の経済関連記事の読み込み・整理とともに、ツイッターでの色々な情報整理をしていました。
富士興産の筆頭株主である投資ファンドのアスリードキャピタルですが、11月11日に大量保有報告書を提出しており、それによれば、富士興産の保有株式比率は0.75ポイント増加し、16.02%となったようです。保有目的は「投資及び経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」です。
以前にアスリードは富士興産にTOBをかけていましたが、富士興産の株主意思確認総会で買収防衛策が可決されたことを受けて、アスリードはTOBを撤回しています。けど、アスリードが筆頭株主であることに変わりはなく、アスリードは買い増しているということです。
富士興産は8月25日付のプレスリリースで対抗措置としての新株予約権の無償割当を中止していますが、アスリードの買い増しが20%近くなった時点でまた買収防衛策に基づく対抗措置の発動を検討するかも知れませんね。当時のアスリードによるTOB価格は1,250円でしたが、富士興産の11月12日の株価終値は1,089円です。