11月25日に開催予定の新生銀行の株主意思確認総会で付議される新生銀行の買収防衛策に対して、議決権行使助言会社のグラスルイスが賛成推奨していることは以前に記事に書きましたが、本日、ISSも賛成推奨したことを新生銀行は次のとおり公表しました。
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2021/211108_announcement_j.pdf
これにより議決権行使助言会社2社が賛成推奨ですね。新生銀行の外国人株主の多くは株主意思確認総会では買収防衛策議案に賛成票を投じることになります。あとは、預金保険機構の賛否の行方が気になるところです。
- 9月 9日 SBI:株式公開買付(TOB)を公表
- 9月 9日 新生 :TOBのお知らせを公表
- 9月17日 新生 :取締役会決議で買収防衛策を導入
- 9月17日 SBI:「新生銀行に対するTOBに関して」を公表
- 9月22日 新生 :新株予約権無償割当ての発行登録のお知らせ
- 9月24日 SBI :TOB期間の延長要請に対する対応を公表
- 9月27日 新生 :TOB期間延長要請に対するSBI 回答状況のお知らせ
- 9月29日 SBI:TOB期間を延長(10月25日 ⇒ 12月8日)
- 10月 1日 新生 :買収防衛策の発動を一時見送ることを公表
- 10月 6日 新生 :独立社外取締役協議会組成のお知らせを公表
- 10月18日 新生 :買収防衛策に係る取締役会評価期間の延長を決定
- 10月21日 新生 :TOB への条件付反対を公表
- 10月21日 SBI :新生銀行の反対に対して反論公表
- 10月21日 新生 :株主意思確認総会の開催(11月25日)を公表
- 11月 5日 新生 :グラスルイスが買収防衛策に賛成推奨である旨を公表
- 11月 8日 新生 :ISSが買収防衛策に賛成推奨である旨を公表