岸田首相が目指す「成長と分配の好循環」をどう実現させるのか議論する「新しい資本主義実現会議」の初会合が本日開催されたようです。この会議は「新しい資本主義実現本部の下、「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトとした新しい資本主義を実現していくため、それに向けたビジョンを示し、その具体化を進めるため」の会議とされています。
報道によれば、11月上旬に緊急提言として取り纏めることを首相が指示した模様ですが、本日の第1回会合で論点とされた内容は次のとおりです。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai1/shiryou3.pdf
「新しい資本主義を巡る識者の論点の整理」として次の資料も公表されています。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai1/shiryou4.pdf
ブラックロックのラリーフィンク会長の見解、東大の田中教授の見解など色々と参考になる情報が書かれているようです。明日、あらためて詳細を読んでみたいと思います。今後の機関投資家との会話などでも話題になりそうな内容ですので、ブログでもこの新しい資本主義実現会議の進捗は随時、記事に書いていく予定です。