中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

2030年度電源構成 で原発は20%維持 ー ベントナイトは中長期で期待

今更ですが7月1日からツイッターを始めました(ツイッターの利用年代は30代が多いようですね)。フェイスブックは2年ほど前に一度やったのですが、その後やめてしまったのですが、ツイッターは初めてです。ブログとの連携など色々と工夫できるようですが、まだそこまで知識がないので、いずれかのタイミングでブログでツイッターの紹介もさせて頂きたいと思います。

本日の日経新聞1面で2030年度の電源構成案が出ていました。次の内容です。

政府は2030年度の新たな電源構成の原案について、総発電量に占める再生可能エネルギーの比率を36~38%、原子力を20~22%とする方向で最終調整に入った。再エネの比率を現行目標から10ポイント以上引き上げ、原発比率は維持する。脱炭素電源で6割近くをまかない、温暖化ガス排出量の削減につなげる。経済産業省が21日に開く総合資源エネルギー調査会経産相の諮問機関)の基本政策分科会で、国のエネルギー政策の方向性を記すエネルギー基本計画と電源構成の原案を示す。今の30年度目標は再エネで22~24%、原子力で20~22%、火力で56%となっている。新たな目標の原案では再エネと原発以外に、温暖化ガスを排出しない水素やアンモニアによる発電を1%とし、火力は41%に減らす。

原子力については、消極的な記事が少し前に出ており、また、直近では原子力より太陽光発電の方がコストが安いなどの記事もあり、行方が気になっていましたが、当初の予定通り20%は維持されるようです。原子力がないと脱炭素化の目標達成が困難かと思いますので、当然と言えば、当然であるかとは思います。

原子力の利用となると放射性廃棄物の問題が必ず出てきます。今のところ処分としては地層処分が主かと思いますが、その場合にはベントナイトが使用されます。ベントナイト関連銘柄ではクニミネ工業(5388)があります。フィデリ投信のテンバガーハンターの組入銘柄でもあります。以前に書いた電源構成の記事も再掲いたします。