コーポレートガバナンス、株式投資、企業価値、IRなどに関する投資家目線での実務ニュース ー 強い意志のある投資を目指して

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日邦産業(9913)に対するフリージア・マクロスによるTOB(第12回) - 日邦産業が新株予約権の無償割当期日を延期

本日の日経新聞サイボウズ(4776)が取締役を社内公募し、3月28日(日)開催の株主総会で選任した旨の記事が公表されていました。日曜日に株主総会を開催するのも珍しいですが、それ以上に社内公募で候補者を選定するということに驚きました。サイボウズの招集通知を読んで、後日分析をしたいと思います。

3月27日に日邦産業が買収防衛策の対抗措置である新株予約権の無償割当ての期日を延期する旨を公表しました。3月31日が期日でしたが、これを4月23日に延期をしたようです。名古屋地裁によって差止仮処分の決定を受けている以上、当然と言えば、当然の措置ではありますが。

3月27日付の「(開示内容の変更)買収防衛策に基づく新株予約権の無償割当てに係る 割当日及び基準日の変更に関するお知らせ」に記載の一部を抜粋いたします。 

<変更の理由>当社が2021年3月26日付「新株予約権無償割当て差止等の仮処分の決定に対する保全異議の申立 てに関するお知らせ」にてお知らせしましたとおり、2021年3月24日付で名古屋地方裁判所による本 新株予約権の無償割当てを仮に差し止める旨の決定(以下「本仮処分決定」といいます。)を受け、当社は、2021年3月25日、本仮処分決定に対する保全異議の申立て(以下「本異議申立て」といいま す。)を行っております。当社としては、本異議申立てが仮に却下され、本仮処分決定が認可された場合、名古屋高等裁判所保全抗告(以下「本保全抗告」といいます。)を行う予定ですが、本異議申立てに係る決定及び(も し保全抗告を行った場合)本保全抗告に係る決定を踏まえたうえで、本新株予約権の無償割当ての維持又は中止を決定する必要があると考えております。 したがって、本異議申立て及び本保全抗告に関する裁判所における十分な判断期間を確保するた め、本新株予約権の無償割当ての効力発生日を変更するとともに、それに伴い基準日を変更することといたしました。

異議申し立てが却下された場合、名古屋高裁保全抗告を行う予定のようです。