コーポレートガバナンス、株式投資、企業価値、IRなどに関する投資家目線での実務ニュース ー 強い意志のある投資を目指して

コーポレートガバナンス、中長期での株式投資、企業分析、企業価値評価、IR等について、新聞記事を中心に投資銀行・東証1部事業会社での実務経験を通じて気づいた観点を踏まえて分かりやすく解説していきます

日邦産業(9913)に対するフリージア・マクロスによるTOB(第11回) - 日邦産業が保全異議を申し立てました

ブログのデザインが気になり何回か変更してみましたが、結局シンプルが一番かなと思い元のデザインに戻しました。はてなブログProにしたので、機能が増えているようですので、今後色々と機能を使っていきたいと思います。

昨日の日経平均株価終値は29,176円でした。米国の190兆円の経済対策、米連邦準備理事会がゼロ金利政策を今後3年続けることなどを公表しております。4月下旬から3月期決算企業の通期決算発表が始まり、2021年度の業績予想も公表され、更なる株価上昇へと向かうのだと思います。今がまさしく株式投資での金儲けのチャンスのような気がします。

先日、名古屋地裁日邦産業新株予約権の無償割当の仮差止めの決定をしたことを記事に書きましたが、昨日3月26日に日邦産業が「新株予約権無償割当て差止等の仮処分の決定に対する保全異議の申立てに関するお知らせ」を公表しました。裁判所の決定に不服ありというもので、経緯と今後の見通しについて、次のとおり記載されています。

保全異議の申立てに至った経緯>
当社が 2021年3月8日付「買収防衛策に基づく新株予約権の無償割当て及び新株予約権の無償割当てに係る基準日設定に関するお知らせ」にてお知らせした新株予約権の無償割当ての決定に対し、当社株主により、名古屋地方裁判所に当該新株予約権の無償割当ての差止め等請求に係る仮処分の申立てがなされていました。そして、2021 年3月 24 日、名古屋地方裁判所において「令和3年3月8日に開催された取締役会の決議に基づき、現に進行中の新株予約権無償割当てを仮に差し止める」旨の決定がなされました。当社は、これを不服とし、2021 年3月 25 日、本申立てを行いました。

<今後の方針及び見通し>
当社は、本決定が認められる理由はなく、本決定は直ちに是正されるべきものと考えており、引き続き、新株予約権の無償割当ての適法性を主張・立証してまいります。

またフリージアTOBの期間を4月9日まで延長することを公表しました。日邦産業は今後も色々と開示をしていくのだと思いますので、引き続き注視したいと思います。

話は変わりますが、本日の日経新聞の1面で企業統治指針(コーポレートガバナンス・コード)で気候リスクの開示が求められる旨の記事が出ていましたが、コーポレートガバナンス・コードのドラフトは現時点では公表されていません。金融庁のフォローアップ会議が3月31日に開催されるので、そこで改訂コーポレートガバナス・コードと投資家と企業の対話ガイドラインが公表される予定です。