中長期的な企業価値向上のためのコーポレートガバナンス・アドバイザー / 長期での中小型株の割安株投資情報

最近のコーポレートガバナンスと資本市場の動向を踏まえ、上場企業実務の視点から中長期での企業価値向上に役立つ情報分析・発信をしていきます。個人投資家のコーポレートガバナンス力の向上による「意思のある投資」に役立つ情報発信もしています。また長期での割安株投資の情報も

2019-12-13から1日間の記事一覧

コクヨによるTOBの結果が公表-50%株式を取得することの意味&ぺんてるの現個人株主は今後最大の利益が享受できるのでは

コクヨによるぺんてるに対するTOBの結果が公表され、ぺんてる株主から株式を買い取る売買契約が済んだ株式が議決権比率で45.66%になったようです。50%に届いていません。 ところで50%に届くことの意味は理解されていますでしょうか? 「そんなの…

三菱重工業が事業選択の財務指標を設定-事業ポートフォリオの選択はなぜ必要か?

12月11日の日本経済新聞で三菱重工業が事業継続の判断基準とする財務指標に総資産回転率とROAを使用するという記事がありました。総資産回転率が1倍以上であること、ROA6%以上であることが基準ということです。 ROAは、総資産利益率で次の内容に通常…