この夏季休暇中に今後の株式投資にあたり、色々と新聞情報や雑誌情報を眺めていますが、今後の株式投資のテーマとしてカジノ関連について、情報収集・整理をはじめましたので、基本的なことについて今回は書いてみたいと思います。
カジノ関連は、2016年12月15日に「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(いわゆる「IR推進法」)が成立しました。その後、2018年7月20日に特定複合観光施設区域整備法(いわゆる「IR整備法」)が成立しました。
本日の日本経済新聞の社会面にもギャンブル依存症という見出しでカジノに関する記事がありましたが、カジノ関連での現状のポイントは、次のとおりです。
1 開業場所は3箇所を整備。自治体が誘致を申請し、国が選定
2 日本人の入場は週3回までとし、月10回までとする
3 入場料は6000円で、マイナンバーカードで本人確認
4 カジノの収益の30%を国が徴収し、自治体と折半
その他の報道によれば、東京、大阪、長崎などが候補地として名乗りをあげていますが、上の4の点で採算が取れないのではとの声も出ているようです。
とりあえず、現時点では、私はこの程度の情報しかまだ把握していませんが、カジノ関連銘柄は、色々あります。
不動産関連、建設関連、アミューズメント関連、パチンコ関連、警備関連等です。インターネットで「カジノ関連銘柄」で検索すると色々な企業が出てきます。
カジノとセットで、犯罪増加の可能性、ギャンブル依存症が必ずありますので、外国人の増加ともあいまって警備関係銘柄、ギャンブル防止関連の銘柄も今後注目をされるかと思います。また、開業地が決定されれば、その地域の観光や小売などの地域に特化した企業の株価も大きく注目されるかと思います。
IR整備法が制定されてから、2019年夏頃を目途に基本方針を策定・公表されるようですが、その内容が具体的されることで、カジノ関連銘柄が更に大きく動きそうな予感がします。
バリュー投資では、株価が安値の段階で仕込むことが重要ですので、今後は投資テーマとして、カジノ関連を追いかけて、カジノ関連情報が公表された時点で関連銘柄を速やかに買えるように、予めカジノ関連銘柄を精査しておくのが個人投資家には良いかも知れません。
色々と割安株を探す中で、やはり化学、半導体、IT、電機等は自分には良く分からないところがあります。投資の基本的姿勢は、自分自身が投資先企業の業界や業界の今後、ビジネスモデルについて理解できることが重要かと思います。その観点からは、私のような文系人間には、カジノというのは、比較的理解しやすいようにも感じています。
7月20日に成立したIR整備法をネットで検索したところ罰則まで含めて251条まである比較的ボリュームのある法令ですが、一度全文を読んでおきたい思います。
カジノ関連は今後ブログに掲載して行きたいと思います。